日国友の会

ゆうせいがく【優生学】

読者カード 用例 2023年06月29日 公開

2022年06月27日 ubiAさん投稿

用例:此事を初めて唱へたフランシス、ゴルトンは、その方法を講する學問を「ユージェニックス」(Eugenics)と名づけた。日本では之に優生學と云ふ譯字を當てた人があるが、今では此名が多く用ゐられて居る樣である。(528ページ9行目)ゴルトンの下した定義によると、優生學とは、身體上並に精神上に、將來の國民を善くし、または惡しくする事項で、人意によつて左右し得べきものを硏究する學問であるが、その目的は無論之によつて自己の屬する民族を身體的及び精神的に改良するにある。〔第九章〕(528ページ10行目)
『最新遺傳論』 1919年7月1日 丘淺次郎
語釈:〔名〕人類の遺伝的素質の低下を防ぎ、優秀または健全な素質を高めることを目的とする学問。一八八三年、イギリスの遺伝学者ゴールトンが提唱

コメント:投稿例(1917)よりも新しいですが、提唱者と意味がわかりやすい例と思うので、とりあえず。

編集部:2005年8月21日付けで、古書人さんに、福田徳三『国民経済講話(乾)』(1917)の例をご紹介いただいています。

著書・作品名:最新遺傳論

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1919年7月1日

著者・作者:丘淺次郎

掲載ページなど:528ページ9行目、528ページ10行目〔丘浅次郎『最新遺傳論』、大正八年七月一日發行〕

発行元:六盟館