しんせいせつ【新生説】
読者カード 項目 2023年06月29日 公開
| 用例: | 此所に前成說及び新生說と名づけるのは、原語では「プレフォルマチオ」(Praeformatio)及び「エピゲネシス」(Epigenesis)と云ふ二つの相反する學說であつて、〔第九章〕(460ページ6行目)新生說の方は、之とは正反對で、生物の子の身體は、最初は何の構造も無い極めて簡單なものであるが、それが成長するに隨ふて、部分の間に次第に相違が現れ、一歩一歩複雜になつて、終に出來上がつたものゝ構造を有するに至るとの說である。〔第九章〕(461ページ12行目) |
|---|---|
| 『最新遺傳論』 1919年7月1日 丘淺次郎 | |
| 語釈: | 〔名〕「こうせいせつ(後成説)」に同じ。 |
コメント:投稿例(1920)よりもさかのぼります。
編集部:2011年4月27日付けで、古書人さんに、勝屋英造『新しい主義学説の字引』(1920)の例をご紹介いただいていますが、さらに、1年さかのぼります。ちなみに、「後生説」の語釈は「生物の個体発生で、未分化の状態から組織や器官などが形成されていくという説。生物の形態や構造は発生の初めにすでに決定されているという前成説に対していう」となっています。
著書・作品名:最新遺傳論
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1919年7月1日
著者・作者:丘淺次郎
掲載ページなど:460ページ6行目、461ページ12行目〔丘浅次郎『最新遺傳論』、大正八年七月一日發行〕
発行元:六盟館
