日国友の会

よめのさら【嫁皿】

読者カード 用例 2025年10月30日 公開

2022年06月20日 古書人さん投稿

用例:ヨメノサラ ハツチクレ
『物品識名拾遺』 1825年 水谷豊文編
語釈:〔名〕(2)貝「よめがかさ(嫁笠)」の異名。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:第2版では、鈴木三重吉『千鳥』(1906)の例が早いのですが、さらに、81年さかのぼります。ちなみに、「よめがかさ(嫁笠)」の語釈は「ヨメガカサガイ科の巻き貝。北海道南部以南の潮間帯に分布し、岩上に付着する。殻は扁平な笠形で、菅笠に似ている。長径約五センチメートル。殻の色は変異に富むが、普通は、灰色または淡灰黄色の地に褐色のまだら模様と、多くの糸状放射肋がある。内面は光沢があり、中央部は肉色、周辺部は暗褐色を呈する。肉は食用になるがまずい。よめのさら。よめがかさがい。学名はCellana toreuma」となっています。

著書・作品名:物品識名拾遺

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1825年

著者・作者:水谷豊文編

掲載ページなど:151ページ下段後ろから8行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会