日国友の会

へいこうかんのう【並行感応】

読者カード 項目 2023年06月25日 公開

2022年06月19日 ubiAさん投稿

用例:普通の動植物では、身體の中に特に子となるべき細胞があつて、其他の細胞は生殖に與らぬ故、外界からの影響の結果が、次の代に現れるときは、之を並行感應と名づけて、普通の遺傳と區別するが、〔第六章〕
『最新遺傳論』 1919年7月1日 丘淺次郎
語釈:〔名〕ある外界の要因からくる影響が、ある世代とともにその子孫世代にも同様に現れること。体細胞と生殖細胞が平行してその影響を受けたとしてこの言葉が使われるようになった。たとえば、チョウやガ (鱗翅類) の翅色が低温で黒化する現象などについて例がある。けれども本質的な機構の解明にそれほど有用でもなく、獲得形質の遺伝を認めているような印象を与えかねない点もあり、今日の生物学ではあまり用いられていない。(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 コトバンク「並行感応」)

コメント:項目が載っていないようなので。

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:最新遺傳論

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1919年7月1日

著者・作者:丘淺次郎

掲載ページなど:341ページ10行目〔丘浅次郎『最新遺傳論』、大正八年七月一日發行〕

発行元:六盟館