日国友の会

としん【兎唇】

読者カード 用例 2023年06月21日 公開

2022年06月19日 ubiAさん投稿

用例:其中で主なるものを擧げると、多指、短指、裂手、裂足、兎唇、狼咽、尿道下裂等である。〔第五章〕(260ページ7行目)兎唇とは俗に云ふ三つ口のことで、上唇の前面に少しく缺けた所がある。〔第五章〕(263ページ6行目)
『最新遺傳論』 1919年7月1日 丘淺次郎
語釈:〔名〕「こうしんれつ(口唇裂)」に同じ。

コメント:第二版では辞書類(1872)と漢籍のみで、文例が載っていないので。

編集部:第2版では、奥山虎章『医語類聚』(1872)と、漢籍『事文類聚』の例が添えられています。ちなみに、「口唇裂」の語釈は「上くちびるが生まれつき縦に裂けていること。また、その人。妊娠初期に胎児の口唇は左右から融合するが、この発育の障害による。現在では生後すぐに手術をすることでほぼ治療できる」となっています。

著書・作品名:最新遺傳論

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1919年7月1日

著者・作者:丘淺次郎

掲載ページなど:260ページ7行目、263ページ6行目〔丘浅次郎『最新遺傳論』、大正八年七月一日發行〕

発行元:六盟館