日国友の会

はりいか【針烏賊】

読者カード 用例 2025年10月23日 公開

2022年06月10日 古書人さん投稿

用例:イカ〈略〉ハリイカ 攝州 體ニ横理アリ
『物品識名拾遺』 1825年 水谷豊文編
語釈:〔名〕「こういか(甲烏賊)」の異名。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が添えられていますが、さらに、22年さかのぼることになります。ちなみに、「甲烏賊」の語釈は「コウイカ科のイカ。本州中部以南の暖海に分布。胴長約一八センチメートル、腕の長さは八センチメートルぐらい。胴は楕円形で、周囲にひれがある。胴の後端に甲らの先が針状に突き出るのでハリイカともいう。生きている時は暗褐色で、雄にはさざなみ状の横じまがある。五月頃内湾の浅海で産卵。肉は厚くて美味。学名はSepia esculenta 《季・春》」となっています。

著書・作品名:物品識名拾遺

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1825年

著者・作者:水谷豊文編

掲載ページなど:133ページ下段1行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会