日国友の会

いそぎんちゃく【磯巾着】

読者カード 用例 2025年10月23日 公開

2022年06月09日 古書人さん投稿

用例:イソツビ イソキンチャク 熊野 二種トモ海濱石間ニ附テアリ
『物品識名拾遺』 1825年 水谷豊文編
語釈:〔名〕六放サンゴ類に属するミドリイソギンチャク、タテジマイソギンチャク、ウメボシイソギンチャクなど一群の総称。体は柔らかい円筒状で、底面を浅海の岩石などにつけて生息する。先端の中央には口があり、その周囲にふさ状をした多数の触手がある。獲物が触手にふれると体の中に包み込み、きんちゃくの口を締めたようになる。体壁には刺胞群があり、自衛および獲物を殺すのに用いる。種類は多く、有性または無性生殖で繁殖し群体をなすものもある。他の動物と特別な関係をもつものも多くあり、ヤドカリとヤドカリイソギンチャク、カクレクマノミとハタゴイソギンチャクなどの共生の例がよく知られている。ベニヒモイソギンチャク、イシワケイソギンチャクなどは食用になる。いしぼたん。《季・春》

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、若林虎三郎『小学読本』(1884)の例が早いのですが、さらに、59年さかのぼります。

著書・作品名:物品識名拾遺

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1825年

著者・作者:水谷豊文編

掲載ページなど:132ページ下段後ろから7行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会