日国友の会

あぶらしで【油四手】

読者カード 語釈 2025年10月23日 公開

2022年06月08日 古書人さん投稿

用例:イヌシデ アブラシデ
『物品識名拾遺』 1825年 水谷豊文編
語釈:〔名〕「いぬしで(犬四手)」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、方言項目扱いになっています。ちなみに、「犬四手」の語釈は「カバノキ科の落葉高木。本州中部以西の山野に生える。高さ一五メートル、直径〇・五メートルに達する。樹皮は暗灰色で新枝には毛が密生する。葉は互生し、長さ七センチメートル内外の卵形または楕円形で先がとがり、縁には不規則な鋸歯(きょし)がある。葉面には長い軟毛があり、葉脈は斜めに平行に、はっきりした側脈がある。初夏、黄褐色の雄花が尾状の穂となって前年の枝に垂れ下がり、淡緑色の雌花は新枝の先につく。材は建築、器具の材料とするほか炭、薪となる。そろ。そね。しろそね。あぶらしで。くぎしで。しろしで。そろしで。学名はCarpinus tschonoskii」となっています。

著書・作品名:物品識名拾遺

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1825年

著者・作者:水谷豊文編

掲載ページなど:132ページ下段3行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会