日国友の会

つぎつぎ【継継】

読者カード 用例 2025年10月23日 公開

2022年06月07日 古書人さん投稿

用例:一賀茂の祭の前の日。賀茂衆葵桂進上。祭日御簾に葵の二またの葉をかけ。つぎつぎして。ながくして。かつらの枝にさしてかけらるゝ也。
『年中定例記』 1525頃年 伊勢貞春
語釈:【一】〔名〕(4)(継継)種々の小布(こぎれ)を縫い合わせて作ったもの。つぎはぎをしたもの。つぎだらけのもの。

コメント:解釈1の4の事例で遡ります

編集部:第2版では、評判記『色道大鏡』(1678)の例が早いのですが、153年ほどさかのぼることになります。ちなみに、「つぎつぎして」とあるので、語釈もそれに合わせて「種々の小布(こぎれ)を縫い合わせて作ること。また、作ったもの」云々としたほうがいいですね。

著書・作品名:年中定例記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1525頃年

著者・作者:伊勢貞春

掲載ページなど:296ページ上段8行目(「群書類従 第十四輯巻第四百七」、1901)

発行元:経済雑誌社