日国友の会

いぬがんそく【犬雁足】

読者カード 用例 2025年10月20日 公開

2022年06月06日 古書人さん投稿

用例:イヌガンソク ヘビノセッタ
『物品識名拾遺』 1825年 水谷豊文編
語釈:〔名〕シダ類ウラボシ科の落葉多年草。各地の山地の樹林下などに生える。長さ一メートルを超える大形のシダで、胞子葉と栄養葉の区別があり、根茎は太くて横に倒れ葉を放射状に束生する。栄養葉の葉身は長卵形または長楕円形の一回羽状複葉で羽片は羽状に中裂する。葉柄は太く丈夫で、基部には胞子葉と共に褐色で光沢のある大きな膜質の鱗片が密生する。胞子葉は栄養葉の集まりの中心から秋に生じ、栄養葉よりやや短く、葉柄は葉身より長く、羽状複葉で、羽片は一側に偏し、長さ五~一〇センチメートルの太い棒状で、へりが内側に巻き込んで中に胞子嚢群を包む。胞子葉は枯れたまま残って冬を越す。いつまでぐさ。おおくさそてつ。学名はMatteuccia orientalis

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『語彙』(1871-84)が典拠として示されていますが、59年さかのぼることになります。

著書・作品名:物品識名拾遺

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1825年

著者・作者:水谷豊文編

掲載ページなど:131ページ下段5行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会