日国友の会

ほうこうへんい【彷徨変異】

読者カード 用例 2023年06月13日 公開

2022年06月05日 ubiAさん投稿

用例:近年遺傳の實驗的硏究が盛になつてから、變異を全く二組に分け、稀に生ずる著しい變異の方は之を突然變異と名づけ、常に生ずる些細な變異の方は之を彷徨變異と名づけて、根本から性質の違ふものと見做す樣に成つた。
『最新遺傳論』 1919年7月1日 丘淺次郎
語釈:〔名〕純系の個体が示す非遺伝的で連続的変異。環境の影響によって起こる。同一の遺伝子を有する一個体の植物の種子の重さや葉の長さはすべて同一の重さ、長さを示すのでなく、ある値を中央値として大小両方向に正規分布をするようになること。

コメント:投稿例(1937)よりもさかのぼります。

編集部:2011年3月19日付けで、古書人さんに、拓殖・谷田・永野『生物学辞典』(1937)の例をご紹介いただいていますが、さらに、18年さかのぼります。

著書・作品名:最新遺傳論

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1919年7月1日

著者・作者:丘淺次郎

掲載ページなど:最新遺傳論 大正八年七月一日發行、130ページ2行目

発行元:六盟館