日国友の会

じゅんけい【純系】

読者カード 用例 2023年06月05日 公開

2022年05月28日 ubiAさん投稿

用例:小⿆でも隱元豆でも、一品種に屬するものを數多く培養すると、其中に少しづゝ相異なる系統のあることを發見する。之を各〻自家受精によつて、二代目三代目までも造って調べると、(中略)。斯くして純粹性なることを確めたものから、自家受精によつて生じた代々の系統が卽ち純系である。
『最新遺傳論』 1919年7月1日 丘淺次郎
語釈:〔名〕すべての遺伝子についてホモである個体(ホモ接合体)から自家受精によって生じ、同一の遺伝子型をもつ個体群。実際は、その育成は困難であるので、ある形質に関する遺伝子に限っていうことが多い。比喩的にも用いる。

コメント:投稿例(1937)よりもさかのぼります。

編集部:2010年5月13日付けで、古書人さんに、柘植・谷田・永野『生物学辞典』(1937)の例をご紹介いただいていますが、さらに、18年さかのぼります。

著書・作品名:最新遺傳論

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1919年7月1日

著者・作者:丘淺次郎

掲載ページなど:241ページ本文8行目〔丘浅次郎『最新遺傳論』、大正八年七月一日發行〕

発行元:六盟館