日国友の会

きつねのや【狐矢】

読者カード 用例 2025年10月18日 公開

2022年05月27日 古書人さん投稿

用例:センダングサ キツネノヤ 鬼針草
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕植物「せんだんぐさ(楝草)」の異名。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が早いのですが、さらに、38年さかのぼります。ちなみに、「楝草」の語釈は「キク科の一年草。アジア、日本の本州以西の原野に自生するほか、オーストラリア、アフリカに広く分布する。高さ〇・三~一・二メートル。葉は対生し、柄をもち一~二回羽状複葉で三~一一枚の小葉をもち、小葉は卵形または長楕円形で先がとがり縁に鋸歯(きょし)がある。晩秋、茎頂および枝先に径約一センチメートルの黄色い頭花をつける。果実は線形で冠毛はとげ状で四本あり、逆向きの小さなかぎをもち、動物や人の衣服などについて散布される。古く漢名に用いた鬼針草はコセンダングサの漢名。きつねばり。きばなのせんだんぐさ。学名はBidens biternata 《季・夏》」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:121ページ上段1行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会