日国友の会

おうしゅくばい【鶯宿梅】

読者カード 用例 2025年10月14日 公開

2022年05月22日 古書人さん投稿

用例:應仁の後相 國寺の池にうつす、鶯宿梅(アウシュクバイ)の殘種(ざんしゅ)今方丈の庭に移し植る。〔一・鶯宿梅〕
『拾遺都名所圖會』 1787年 秋里籬島
語釈:〔名〕(1)村上天皇の時、清涼殿の前の梅が枯れたので、京のある家からもってきて移し植えたが、その樹の枝に「勅なればいともかしこしうぐひすの宿はと問はばいかが答へむ」という歌が結びつけてあった。天皇はその家の主が紀貫之の娘の紀内侍(きのないし)であったことを知り、深く感じてその木を返したという「大鏡」などに見える故事。また、その梅の木。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、人情本『春色恵の花』(1836)の例が添えられていますが、さらに、49年さかのぼります。

著書・作品名:拾遺都名所圖會

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1787年

著者・作者:秋里籬島

掲載ページなど:11ページ3行目〔『日本図会全集』第2期第2巻、1928〕

発行元:日本随筆大成刊行會