日国友の会

あすひ【明日檜】

読者カード 用例 2025年10月14日 公開

2022年05月20日 古書人さん投稿

用例:ヒバ アスヒ アスナロ 羅漢柏
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕植物「あすなろ(翌檜)」の異名。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、『広益国産考』(1859)の例が早いのですが、さらに、50年さかのぼります。ちなみに、「あすなろ」の語釈は「ヒノキ科の常緑高木。東北地方から九州にかけて分布し、庭園にも植えられ、植林もされる。高さ一〇~三〇メートル。樹皮は灰褐色で薄く、縦に裂け、層となってはげ落ちる。葉はやや大きな鱗状で、枝の表側のものは緑色だが、裏側のものはろう質を帯びて白色。初夏、細い枝先に青みを帯びた長楕円形の雄花と、淡黄緑色で紅色を帯びた雌花がつく。実は広楕円形の球果で、一〇月頃熟す。材は淡黄色で、建築、土木、船、車両、漆器などに利用される。日本の特産種であるが、化石として外国にもある。樹形がヒノキに似ており、「明日は檜(ひのき)になろう」の意から名付けられたという俗説がある。漢名として羅漢柏をあげるが誤用。あすわひのき。おにひのき。しろび。ひば。あて。あてひ。あてび。あすひ。あすなろう。学名はThujopsis dolabrata」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:117ページ上段後ろから2行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会