日国友の会

しゃくなぎ【石南花】

読者カード 用例 2025年10月10日 公開

2022年05月17日 古書人さん投稿

用例:ジヤコ シヤクナギ 蝦姑
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕(2)動物「しゃこ(蝦蛄)」の異名。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が添えられていますが、さらに、38年さかのぼります。ちなみに、「蝦蛄」の語釈は「口脚目シャコ科の甲殻類の総称。またはその一種。北海道以南の浅海に分布し、砂泥地に穴を掘ってすむ。シャコは体長約一五センチメートル。エビに似るが、平たく、腹部が幅広い。五対のあしのうち第二胸脚は鎌(かま)状で大きく、魚など餌動物を捕えるのに役立つ。頭には大小二対の触角があり、頭胸部あたりまでは甲でおおわれる。尾節は大きな板状で穴掘りに適する。全体に淡褐色で背面には縦に四条の紅色の線があるが、ゆでると紫褐色になる。肉は美味で、鮨(すし)の種などにする。学名はOratosquilla oratoria 《季・夏》」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:114ページ下段5行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会