日国友の会

やきたまご【焼卵】

読者カード 語釈 2025年10月10日 公開

2022年05月16日 古書人さん投稿

用例:近習の者答て、まだ焼玉子といふ事が御座候と申す。夫ハいかがして焼ぞ。先玉子を反故(ほうぐ)にて包ミて、あつ灰の中に埋ミ置バ、快く焼塩梅も至極で御座候。〔三七・焼玉子〕
『新古茶話雑談軽口噺』 1815頃年 著者不詳
語釈:〔名〕たまごやきのこと。

コメント:卵焼きと全く同一のものか、はっきりしませんが、取り敢えず

編集部:引用文を見ると、卵を溶いてから焼くいわゆる「玉子焼き」とは違って、不要となった紙などで卵をくるんで熾のある灰に埋め込んで焼くとありますね。ともあれ、第2版では、浮世草子『好色二代男』(1684)の例が添えられていますが、併せて、語釈は吟味した方がよさそうです。

著書・作品名:新古茶話雑談軽口噺

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1815頃年

著者・作者:著者不詳

掲載ページなど:341ページ後ろから4行目(古典文庫516、1989)

発行元:古典文庫