日国友の会

さけのかす【酒の粕】

読者カード 用例 2025年10月10日 公開

2022年05月15日 古書人さん投稿

用例:扨大川筋にて、釣方は出し餌さとて、網袋へ魚の腸、又は鰯さむま、煎り糠酒の粕團子にいたし、おもりを付水中に入置、〔下〕
『釣客傳』 1846か年 黑田五柳
語釈:(1)「さけかす(酒粕)」に同じ。《季・冬》

コメント:解釈1に辞典しか事例がないので

編集部:辞書以外の例としては、日野草城『花氷』(1927)よりも、81年ほどさかのぼります。ちなみに、「酒粕」の語釈は「もろみから酒をしぼった後に残ったかす。蒸留して焼酎を作ったり、奈良漬や魚肉漬を作ったりするのに利用する。さかかす。さけのかす。かす」となっています。

著書・作品名:釣客傳

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1846か年

著者・作者:黑田五柳

掲載ページなど:101ページ上段後ろから6行目(「續燕石十種」(第一)、1908)

発行元:廣谷國書刊行會