めんこ【面子】
読者カード 用例 2023年05月31日 公開
| 用例: | ふと、⿆畑の土にまみれて、一個の一錢銅貨大の土器片らしいものに氣がついて、立停つてみた。(中略)久しぶりの心のゆとりで、靜かにそれを拾ひ上げて見た。するとその一片は、風雨に曝されながらも、現代に珍らしい型のめんこの破片であることが分つた。何か矢張り人の面につくつたものらしく、そのグロテスクな顏付が、どうしても現代の品ではない。〔一〕 |
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| 『雜記』 1925年12月 中谷宇吉郎 | |
| 語釈: | 〔名〕(1)子どもの玩具。鉛、土、ガラスなどで作った銭形のもので、片面は恵比須、大黒、鬼、狐などの仮面をかたどったもの。おはじきなどに用いた。面形(めんがた)。 |
コメント:(1)の例といえるでしょうか。第二版には用例が載っていないので。「めんこ」には傍点がついています。初出「理学部会誌」(大正十四年(一九二五)十二月二十八日発行)と「中谷宇吉郎集第一巻(岩波書店)後記」にあります。
編集部:第2版では、このブランチに用例を添えることができませんでした。
著書・作品名:雜記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1925年12月
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:16ページ8行目〔中谷宇吉郎『冬の華』、1938年9月10日第1刷発行、1993年10月7日第8刷発行〕
発行元:岩波書店
