日国友の会

かんだがわ【神田川】

読者カード 用例 2025年10月08日 公開

2022年05月12日 古書人さん投稿

用例:永禄年間の江戸の圖を見るに、〈略〉北は神田川、湯島、忍が岡、今の上野なり。
『春波樓筆記』 1811年 司馬江漢
語釈:東京都の中央部を東西に流れる川。井の頭池を水源とする隅田川の支流。かつては上流部を神田上水、中流部を江戸川と呼び、神田川は新宿区舟河原橋から両国橋の間の約六キロメートルをさした。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、『江戸名所図会』(1834-36)の例が添えられていますが、25年さかのぼることになります。

著書・作品名:春波樓筆記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1811年

著者・作者:司馬江漢

掲載ページなど:442ページ(「日本随筆大成 第三期 第一巻」、1927)

発行元:日本随筆大成刊行會