日国友の会

あいぼ【哀慕】

読者カード 用例 2025年10月08日 公開

2022年05月12日 古書人さん投稿

用例:書し畢て加趺して逝す。[割註]世壽七十四歳。」上皇哀慕(アイボ)して巳ず、〔四・大應國師塔〕
『都林泉名勝圖會』 1799年 秋里籬島
語釈:〔名〕尊敬する人、愛する人の死をかなしみ慕うこと。

コメント:和文例がないので

編集部:漢字仮名交じり文の例としては、与謝野晶子『舞姫』(1906)の例よりも、107年さかのぼります。

著書・作品名:都林泉名勝圖會

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1799年

著者・作者:秋里籬島

掲載ページなど:383ページ後ろから6行目(「日本圖繪全集」、1928)

発行元:日本随筆大成刊行會