日国友の会

かけせん【欠銭】

読者カード 用例 2025年10月05日 公開

2022年05月09日 古書人さん投稿

用例:此内四百七十三文文字分明ならず、四十三文欠錢(カケセン)なり。〔四・正法山妙心寺〕
『都林泉名勝圖會』 1799年 秋里籬島
語釈:〔名〕「かけぜに(欠銭)」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、滑稽本『浮世風呂』(1809-13)の例が早いのですが、さらに、14年さかのぼることになります。ちなみに、「かけぜに」の語釈は「欠け損じている銭(ぜに)。悪質の通貨であるが、中世から近世にかけて良貨にまじって流通した。かけ。かけせん。→撰銭(えりせん)」となっています。

著書・作品名:都林泉名勝圖會

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1799年

著者・作者:秋里籬島

掲載ページなど:365ページ後ろから3行目(「日本圖繪全集」第2期第3巻、1928)

発行元:日本随筆大成刊行會