日国友の会

コロホニウム

読者カード 項目 2023年05月22日 公開

2022年05月04日 ubiAさん投稿

用例:コロホニウムをクロロフオルムに溶かした液は可成りこの目的に適ふが、
『雪の化石』 1935年11月 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕(英 colophonium)いわゆる松やにで、マツ科の樹幹から得られる生松やにを水蒸気蒸留し、揮発性のテレビン油を除いた樹脂をいう。黄褐色透明の固体。コロホニー、ロジンともいう。(cf.森北出版『デジタル化学辞典(第2版)』)

コメント:第二版には項目が載っておらず、投稿例(1879)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。初出「東京朝日新聞」(昭和十年(一九三五)十一月二十四日)と「中谷宇吉郎集第一巻(岩波書店)後記」にあります。寺田寅彦全集と異なり文末の日付は執筆年のようなので、初出誌等を記載しておきます。

編集部:2017年2月23日付けで、古書人さんに、松岡文橘(抄訳)『新式有機化学 上』(1879)の例をご紹介いただいています。

著書・作品名:雪の化石

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1935年11月

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:401ページ本文1行目〔中谷宇吉郎『冬の華』、1938年9月10日第1刷発行、1993年10月7日第8刷発行〕

発行元:岩波書店