日国友の会

あたり【当・中】

読者カード 用例 2025年10月03日 公開

2022年05月03日 古書人さん投稿

用例:汐下ヶ魚當り甚惡とも是を勘付べし、〔上〕
『釣客傳』 1846か年 黑田五柳
語釈:〔名〕(動詞「あたる(当)」の連用形の名詞化)(16)釣りで、魚がえさにさわること。また、えさを引く時、手や竿などに伝わる感じ。

コメント:解釈13の事例で遡ります

編集部:動詞「あたる(当)」の(13)の例としてご紹介いただきましたが、ここは「当たり甚悪とも」と解釈し名詞と判断しておきます。第2版では、徳冨蘆花『自然と人生』(1900)の例が早いのですが、さらに、54年ほどさかのぼります。

著書・作品名:釣客傳

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1846か年

著者・作者:黑田五柳

掲載ページなど:91ページ上段後ろから1行目(「續燕石十種」(第一)、1908)

発行元:國書刊行會