日国友の会

ともぐち【共口】

読者カード 語釈 2023年05月18日 公開

2022年05月01日 ubiAさん投稿

用例:瓶の栓はコルクなどでは、幾らか水が蒸発するから良くない。共口(Tomoguti)かゴム栓がよい。
『海の物理学(第二の版)』 1916年 寺田寅彦
語釈:〔名〕ふつうガラス製の瓶で、気密性を高めるため、接触部分に摺り合わせ処理が施されている栓。(デジタル大辞泉「共栓瓶」の語釈を参照)

コメント:この語釈では載っていないようなので。デジタル大辞泉にある「共栓瓶」(実験器具で、栓と共通の材質でできた瓶。ふつうガラス製の瓶を指し、気密性を高めるため、接触部分に摺り合わせ処理が施されている。試薬の保存に用いられることが多い。)の栓の部分のことでしょうか。原文ローマ字、( )内に見出し語のみ原文ローマ字表記をいれました。初版の「UMI NO BUTURIGAKU(日本のろーま字社) 大正二年年一月十四日発行」にはないようです。(ローマ字表記は、UMI NO BUTURIGAKU(日本のろーま字社) 第二の版 大正五年七月二日再版発行 118ページ22行目(国立国会図書館デジタルコレクション))

編集部:第2版では、織物で杼道(ひみち)に織り込む意味の2種に触れているだけですね。

著書・作品名:海の物理学(第二の版)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1916年

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:265ページ14行目〔『寺田寅彦全集第十巻』、一九九七年九月五日発行〕

発行元:岩波書店