日国友の会

はすのはがい【蓮葉貝】

読者カード 用例 2025年09月30日 公開

2022年05月01日 古書人さん投稿

用例:キヽヤウカヒ ハスノハガヒ 海燕
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕「たこのまくら(蛸枕)」の異名。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が添えられていますが、さらに、38年さかのぼります。ちなみに、「蛸の枕」の語釈は「タコノマクラ科の棘皮(きょくひ)動物。房総半島以南、九州までの浅海の礫底にすむ。ウニ類の一種だが、平たく、とげは短くざらざらする。殻は長径約一一センチメートルの楕円形でやや角ばる。下面中央にある口の部分はへこみ、上面には五つの花弁状の紋がある。生時は褐色を呈するが空気中に放置すると緑色になる。利用価値はない。タコが枕にして寝るだろうという想像からこの名がつけられたという。たこまくら。たこのえんざ。まんじゅうがい。てんぐのつめがい。学名はClypeaster」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:106ページ下段3行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会