日国友の会

きみかげそう【君影草】

読者カード 用例 2025年09月30日 公開

2022年05月01日 古書人さん投稿

用例:キミカケサウ ヤチヨサウ
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕植物「すずらん(鈴蘭)」の異名。《季・夏》

コメント:遡ります

編集部:2014年4月5日付けで、nanyakayaさんに、『泰西本草名疏・附録下』(1829)の例をご紹介いただいていますが、さらに、20年さかのぼります。ちなみに、「鈴蘭」の語釈は「ユリ科の多年草。北海道の低地草原、本州・九州の高原に生える。ヨーロッパに自生するドイツスズランも同一種と考えられ、観賞用に栽培されているものはヨーロッパ産の場合が多い。高さ一五~二〇センチメートル。葉は二枚を根生。葉身は広楕円形で先はとがり、基部は鞘となって互いに抱き、裏面は白色を帯びる。春、葉腋から葉より短い花茎を出し、白い鐘形花を約一〇個総状につける。六枚の花被片はなかばまで合生している。果実は球形の液果で赤く熟す。全草を強心薬に用いる。きみかげそう。たにまのひめゆり。学名はConvallaria keiskei 《季・夏》」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:105ページ下段3行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会