日国友の会

じごくのかまのふた【地獄釜蓋】

読者カード 用例 2025年09月29日 公開

2022年04月24日 古書人さん投稿

用例:キランサウ ヂゴクノカマノフタ 金瘡小草
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕植物「きらんそう(金瘡小草)」の異名。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が早いのですが、さらに、38年さかのぼります。ちなみに、「金瘡小草」の語釈は「シソ科の多年草。本州、四国、九州の野原や丘陵地に生える。茎は直立せず四方にはう。全体に白色のちぢれ毛を生じる。葉は短柄をもち対生。葉身は卵形または長楕円形で基部は狭くなり、縁にあらくゆるい鋸歯(きょし)がある。根生葉は放射状につく。初夏、葉腋(ようえき)に濃紅紫色で長さ約一センチメートルの筒状唇形花を数個つける。じごくのかまのふた。学名はAjuga decumbens 《季・春》」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:104ページ下段7行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会