日国友の会

ともなり【共鳴】

読者カード 用例 2023年05月10日 公開

2022年04月24日 ubiAさん投稿

用例:もし海から寄せてくる長波のうちに、湾の固有の週期と同じのがあれば、湾は共鳴り(Tomonari)をして著しい振動を起こす。
『海の物理学』 1913年 寺田寅彦
語釈:〔名〕「きょうめい(共鳴)」に同じ。

コメント:第二版では辞書類(1888)のみで、文例が載っていないので。原文ローマ字、( )内に見出し語のみ原文ローマ字表記をいれました。 (ローマ字表記は、初出のUMI NO BUTURIGAKU(日本のろーま字社) 大正二年年一月十四日発行 62ページ3行目(国立国会図書館デジタルコレクション)) 

編集部:第2版では、山口鋭之助『物理学術語和英仏独対訳字書』(1888)の例が添えられています。ちなみに、「きょうめい(共鳴)」の語釈は「(1)振動する物体がその固有振動と等しい振動数の外力の作用によって、自然に振動しはじめる現象。音波、力学系の振動、電気振動、光と物質との相互作用などに認められる。共振」となっています。

著書・作品名:海の物理学

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1913年

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:208ページ10行目〔『寺田寅彦全集第十巻』、一九九七年九月五日発行〕

発行元:岩波書店