日国友の会

たいりゅう【対流】

読者カード 用例 2023年05月06日 公開

2022年04月17日 ubiAさん投稿

用例:こういう上下の対流(Tairyû)が行われるのは表面から一〇―二〇メートルぐらいの間であって、
『海の物理学』 1913年 寺田寅彦
語釈:〔名〕熱の伝わり方の一形態。流体の一部があたためられるとその部分は膨張し、軽くなって上に昇り、温度の低い流体と入れかわる。このような運動のくり返しに伴って熱が伝わる現象。

コメント:辞書類の投稿例(1904)よりも新しいですが、文例の投稿例(1917)よりもさかのぼるので。原文ローマ字、( )内に見出し語のみ原文ローマ字表記をいれました。(ローマ字表記は、初出のUMI NO BUTURIGAKU(日本のろーま字社) 大正二年年一月十四日発行 32ページ31行目(国立国会図書館デジタルコレクション))

編集部:2009年9月17日付けで、古書人さんに、郁文舎編輯所『理科辞典』(1904)の例をご紹介いただいていますが、文章例としては、2006年6月27日付けで、末広鉄男さんにご紹介いただいた、小山憲次『簡易自働車操縦法』(1917)の例よりも4年さかのぼります。

著書・作品名:海の物理学

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1913年

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:178ページ12行目〔『寺田寅彦全集第十巻』、一九九七年九月五日発行〕 

発行元:岩波書店