日国友の会

あかしお【赤潮】

読者カード 用例 2023年05月06日 公開

2022年04月16日 ubiAさん投稿

用例:我国の沿岸で赤潮(Akasio)というのも、やはり浮遊生物のためだということである。
『海の物理学』 1913年 寺田寅彦
語釈:〔名〕プランクトンの異常繁殖によって海水が赤褐色や桃色に変色する現象。また、その海面。内湾などで多く発生し、魚介類に大きな被害を与える。三陸沖の厄水(やくみず)、東京湾の青潮、大阪湾の苦潮(にがしお)なども同様の現象。

コメント:投稿例(1913)と同じ年ですが、分かりやすい例で、読みが分かるので。原文ローマ字、( )内に見出し語のみ原文ローマ字表記をいれました。邦字表記に傍点、原文ローマ字でイタリックなのは、「ローマ字原文で強調の意で用いられているイタリックは傍点にかえた。」(寺田寅彦全集第十巻297ページ8)であるためです。(ローマ字表記は、初出のUMI NO BUTURIGAKU(日本のろーま字社) 大正二年年一月十四日発行 26ページ15行目(国立国会図書館デジタルコレクション))

編集部:2008年10月28日付けで、末広鉄男さんに、芳賀矢一・下田次郎『日本家庭百科事彙 下巻』(1913)の例をご紹介いただいています。

著書・作品名:海の物理学

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1913年

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:172ページ11行目〔『寺田寅彦全集第十巻』、一九九七年九月五日発行〕

発行元:岩波書店