日国友の会

ふゆうせいぶつ【浮遊生物】

読者カード 用例 2023年05月06日 公開

2022年04月16日 ubiAさん投稿

用例:また、浮遊生物(Huyû-seibutu)が多い時は、透明の度が減るという説もあるが、これはまだ確かでない。(169ページ9行目、ローマ字表記23ページ18行目)北氷洋から南に流れ出てくる冷たい海流の水は、通例たくさんに珪藻(英語でdiatom)を含んでいるので、特別なオリーブがかった緑色をしているそうである。また、浮遊生物(Huyûseibutu)が非常にたくさんになると、それの色のために特別な変わった色を示すことがある。(172ページ6行目、ローマ字表記26ページ11行目)
『海の物理学』 1913年 寺田寅彦
語釈:〔名〕「プランクトン」に同じ。

コメント:投稿例(1925)よりもさかのぼります。原文ローマ字、( )内に見出し語のみ原文ローマ字表記をいれました。(ローマ字表記は、初出のUMI NO BUTURIGAKU(日本のろーま字社) 大正二年年一月十四日発行 23ページ18行目、26ページ11行目(国立国会図書館デジタルコレクション))

編集部:2008年10月19日付けで、古書人さんに、柳川福一『受験参考答案式 動物学粋』(1925)の例をご紹介いただいていますが、さらに、12年さかのぼります。

著書・作品名:海の物理学

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1913年

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:169ページ9行目、172ページ6行目〔『寺田寅彦全集第十巻』、一九九七年九月五日発行〕

発行元:岩波書店