日国友の会

ザボン【朱欒】

読者カード 用例 2025年09月23日 公開

2022年04月11日 古書人さん投稿

用例:ザボン 朱欒
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕(ポルトガル zamboa から)ミカン科の常緑高木。マライ原産で、果樹として四国、九州で栽培され、安政柑、晩王柑など多くの栽培品種がある。高さ三メートル以上になる。葉は長さ一五~二〇センチメートルの卵状長楕円形で先はくぼみ、裏面には柔らかい毛を散生。葉柄には広い翼がある。初夏、枝先に大形の白い四弁花が数個集まって咲く。果実は柑橘類中最大。扁球形で、径一〇~二〇センチメートル、生重量で六〇〇~二〇〇〇グラムあり、果面はほぼ平滑で果皮は厚い。果肉は一三室以上に分かれ、甘酸っぱい味で果汁は少なく、かすかな苦味がある。果肉が紅紫色のものをウチムラサキ、白いものをザボンという。漢名朱欒。文旦(ぶんたん)。ジャボン。ザンボア。学名はCitrus maxima 《季・冬》 ▼ザボンの花《季・夏》

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『航米日録』(1860)の例が早いのですが、さらに、51年さかのぼります。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:101ページ下段1行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会