かず
読者カード 用例 2025年09月18日 公開
| 用例: | 又陸奥仙臺にて、かずと云木を切て火にくすべ、本より末の方へ削りかくれば木の皮縮む、〔上・傀儡〕 |
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| 『畫證録』 1839年 喜多村信節 | |
| 語釈: | 〔名〕植物「こうぞ(楮)」の古名。 |
コメント:楮の古名の事例で遡ります
編集部:第2版では、『改正増補和英語林集成』(1886)の例が添えられていますが、さらに、47年さかのぼります。ちなみに、「楮」の語釈は「(1)クワ科の落葉低木。本州以西の山野に生え、また畑や山すそに栽植される。高さ二~五メートル、ときに高さ一〇メートル、茎の径二〇センチメートルぐらいになる。葉は柄があって互生し、長さ一〇センチメートル内外で、左右不整の卵形で先はとがり、基部は心形で縁に鋸歯(きょし)があり、しばしば深く二~五裂する。春、淡黄緑色の単性花を雌雄同株につける。雄花穂は楕円形で若枝の基部の葉腋(ようえき)に生じ、雌花は多数が球状に集まって上部の葉腋につく。果実は球状に集まって六月ごろ赤く熟し、甘味があって食べられる。樹皮の繊維は和紙をつくる重要な原料。楮の字は、梶木の一名で、しばしば同属のカジノキと混同されることがあった。かみぎ。かぞ。かず。こぞのき。学名はBroussonetia kazinoki 《季・夏》」となっています。
著書・作品名:畫證録
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1839年
著者・作者:喜多村信節
掲載ページなど:20ページ上段1行目(「續燕石十種」(第一)、1908)
発行元:廣谷國書刊行會
