しゅうそ【臭素】
読者カード 用例 2023年05月02日 公開
| 用例: | その中で最も多く含まれているのは塩素(Cl)、臭素(Syûso)(Br)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)、マグネシウム(Mg)などである。 |
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| 『海の物理学』 1913年 寺田寅彦 | |
| 語釈: | 〔名〕ハロゲン属元素の一つ。元素記号Br 原子番号三五。原子量七九・九〇四。常温で赤褐色の液体。低温で暗赤色、斜方晶系の結晶。カーナル石や塩化マグネシウムを含む鉱石にわずかに含まれる。液体は刺激臭の強い赤褐色の蒸気を放つ。化学作用は塩素に似ているがやや弱い。臭気が激しく皮膚を侵し、蒸気は粘膜を刺激する。有毒。酸化剤・臭素化剤・殺菌剤・医薬品・写真材料などに広く用いられる。ブロム。 |
コメント:投稿例(1884)、第二版の用例(1900)の辞書類からの例よりも新しいですが、第二版の文例(1930)よりもさかのぼるので。原文ローマ字、( )内に見出し語のみ原文ローマ字表記をいれました。(ローマ字表記は、初出のUMI NO BUTURIGAKU(日本のろーま字社) 大正二年年一月十四日発行 14ページ9行目(国立国会図書館デジタルコレクション))
編集部:2011年6月15日付けで、古書人さんに、丹波敬三『無機化学 前編』(1884)の例をご紹介いただいていますが、文章例としては、横光利一『機械』(1930)の例よりも17年さかのぼります。
著書・作品名:海の物理学
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1913年
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:159ページ6行目〔『寺田寅彦全集第十巻』、一九九七年九月五日発行〕
発行元:岩波書店
