日国友の会

そうきょくせん【双曲線】

読者カード 用例 2023年04月29日 公開

2022年03月29日 ubiAさん投稿

用例:この図に表わした陸地の形は、双曲線(Sôkyokusen)(hyperbola)のような形であるが、
『海の物理学』 1913年 寺田寅彦
語釈:〔名〕円錐曲線(二次曲線)の一つ。二定点からの距離の差が一定な点の軌跡を、その二定点を焦点とする双曲線という。二焦点を通る直線をx軸、二焦点を結ぶ線分の垂直二等分線をy軸にとれば、x2a2-y2b2=1という形の方程式で表わされる。

コメント:投稿例(1878、1880)、第二版の用例(1886)はいずれも辞書類のみで、文例の投稿例(1918)よりもさかのぼるので。原文ローマ字、( )内に見出し語のみ原文ローマ字表記をいれました。(ローマ字表記は、初出の『UMI NO BUTURIGAKU』(日本のろーま字社、大正二年年一月十四日発行)10ページ本文3行目(国立国会図書館デジタルコレクション))

編集部:第2版では、野村龍太郎『工学字彙』(1886)からの例が添えられており、nanyakayaさんには、矢田堀鴻『英華 学芸詞林』(1880)と山田昌郎編訳『英和数学辞書』(1878)の例をご紹介いただいていますが、文章例としては、2022年3月6日付けでご紹介いただいている寺田寅彦『原子核に就て』(1918)よりも5年さかのぼります。

著書・作品名:海の物理学

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1913年

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:邦字表記は、155ページ本文2行目〔『寺田寅彦全集第十巻』、一九九七年九月五日発行〕

発行元:岩波書店