日国友の会

コルチきかん【ー器官】

読者カード 項目 2023年04月28日 公開

2022年03月28日 ubiAさん投稿

用例:聽感は音波の衝擊から起る鼓膜の振動が三個の小骨片より成る複雜な槓杆によつて内耳の卵圓窓に傳へられる。此の振動が蝸牛殼中に存するコルチ器官に移されて聽細胞の毛を刺戟する迄の過程については不明の點はあるが兎も角も純器械的である。
『物理学序説』 1936年 寺田寅彦
語釈:〔名〕内耳のうずまき細管の基底膜上の感覚上皮。コルティ器ともいう。聴細胞とおおい膜でできている。聴覚器のなかでも最も重要な部分。〈略〉(旺文社 生物事典「コルチ器」)

コメント:項目が載っていないようなので。「一九三六年の全集で初めて活字に起こされた。」(寺田寅彦全集第十巻 一九九七年九月五日発行 289ページ3行目)とあるので、(1936)としています。

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:物理学序説

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1936年

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:67ページ本文14行目〔『寺田寅彦全集第九巻』、一九五一年二月五日第一刷発行、一九八六年四月四日第二刷発行〕

発行元:岩波書店