日国友の会

しくうかん【視空間】

読者カード 用例 2023年04月25日 公開

2022年03月28日 ubiAさん投稿

用例:しかしもし吾々が唯一つの眼を有し、自分の位置を變ずる事がなければ吾々の視空間は二元的である筈であるが、
『物理学序説』 1936年 寺田寅彦
語釈:〔名〕心理学で、視覚によって構成される空間の特性をいう。対象の大きさや形、遠近や方向、平面の広がりや奥行、および自己の位置関係などを目によって知覚すること。聴空間、触空間とともに知覚空間を形成する。

コメント:投稿例(1965)よりもさかのぼります。「一九三六年の全集で初めて活字に起こされた。」(寺田寅彦全集第十巻 一九九七年九月五日発行 289ページ3行目)とあるので、(1936)としています。

編集部:2005年7月12日付けで、末広鉄男さんに、高橋長雄『からだの手帖』(1965)の例をご紹介いただいていますが、さらに、29年さかのぼります。

著書・作品名:物理学序説

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1936年

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:66ページ本文14行目〔『寺田寅彦全集第九巻』、一九五一年二月五日第一刷発行、一九八六年四月四日第二刷発行〕

発行元:岩波書店