こうさい【虹彩】
読者カード 用例 2023年04月25日 公開
| 用例: | 眼は一つの暗箱裝置で眼瞼をシャッターとし虹彩をシボリとし、角膜や水晶體よりなるlensのsystemによる光像が網膜に放射する迄は物理的過程として見られる。 |
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| 『物理学序説』 1936年 寺田寅彦 | |
| 語釈: | 〔名〕(1)眼球の水晶体の前面にあって瞳孔をかこむ輪状の膜。脈絡膜がのびてできたもので、放射状に瞳孔散大筋、輪状に瞳孔括約筋が並ぶ。目にはいる光に対して反射的に働き、瞳孔の開閉や明暗調節を行なう。含まれる色素の多少によって茶眼、青眼などになる。 |
コメント:第二版に載っている辞書類(1872)以外の文例(1958)よりもさかのぼるので。「一九三六年の全集で初めて活字に起こされた。」(寺田寅彦全集第十巻 一九九七年九月五日発行 289ページ3行目)とあるので、(1936)としています。
編集部:第2版では、奥山虎章『医語類聚』(1872)の例が早く、文章例としては大江健三郎『芽むしり仔撃ち』(1958)の例よりも22年さかのぼります。
著書・作品名:物理学序説
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1936年
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:66ページ本文3行目〔『寺田寅彦全集第九巻』、一九五一年二月五日第一刷発行、一九八六年四月四日第二刷発行〕
発行元:岩波書店
