はんちゅう【範疇】
読者カード 用例 2023年04月25日 公開
| 用例: | 其の場合綜合判斷の形式が所謂範疇であつて因果の如きものが其中に含まるゝ。 |
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| 『物理学序説』 1936年 寺田寅彦 | |
| 語釈: | 〔名〕(3)アリストテレスの哲学で、命題の述語、または存在者についての言明の根本形式。存在者がそこに包摂される最高概念。実体、量、性質、関係、場所、時間、位置、状態、能動、所動。カントでは、経験に際し、直観の感覚内容を統一して判断の形にする悟性の思惟形式。量(単一性・数多性・全体性)、質(実在性・否定性・制限性)、関係(実体・原因性・相互性)、様相(可能性・現存性・必然性)の四綱一二目からなる。純粋悟性概念。カテゴリー。 |
コメント:(3)の例といえるでしょうか。第二版には用例が載っていないので。「一九三六年の全集で初めて活字に起こされた。」(寺田寅彦全集第十巻 一九九七年九月五日発行 289ページ3行目)とあるので、(1936)としています。
編集部:カントの『純粋理性批判』における範疇論を踏まえていると考えられます。第2版では、このブランチに用例を添えることができませんでした。
著書・作品名:物理学序説
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1936年
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:56ページ本文11行目〔『寺田寅彦全集第九巻』、一九五一年二月五日第一刷発行、一九八六年四月四日第二刷発行〕
発行元:岩波書店
