日国友の会

ありのじごく【蟻の地獄】

読者カード 用例 2025年09月15日 公開

2022年03月27日 古書人さん投稿

用例:アリノジゴク アマノジャコ 鉤駱駝
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:「ありじごく(蟻地獄)」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、俳諧『文政句帖-六年』(1823)の例が添えられていますが、さらに、14年さかのぼります。ちなみに、「蟻地獄」の語釈は「昆虫類、アミメカゲロウ(脈翅)目、ウスバカゲロウ科の幼虫の総称で、おもにウスバカゲロウやホシウスバカゲロウの幼虫をいう。体長約一センチメートル。灰褐色で細かいとげがあり、大きなはさみのような口器がある。砂地など、乾いた地面に頭で土をはね飛ばし、渦巻状に後ずさりしながら、すりばち状の穴をつくってその底にひそみ、落下したアリなどの体液を吸うのでこの名がある。うしむし。あとしざり。すりばちむし。あとさりむし。ありのじごく。《季・夏》」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:97ページ下段後ろから1行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会