日国友の会

らでん【螺鈿】

読者カード 用例 2025年09月14日 公開

2022年03月27日 古書人さん投稿

用例:長押の地紋には螺鈿(ラテン)珠玉をちりばめ中壇四隅(ちうだんよすみ)の柱は七寶を以て荘嚴せり〔五末・平泉〕
『東遊記』 1795年 橘南谿子
語釈:〔名〕(古くは「らてん」)漆工芸の一技法。夜光貝・あわび貝など、真珠光を放つ貝殻を文様に切って、木地や漆塗りの面に嵌(は)めこんだり、貼りつけたりしたもの。厚貝法、薄貝法、割貝法、蒔貝法などがあり、また、貝の裏に彩色したり、毛彫や彫刻をほどこす方法もある。日本には奈良時代にその技法が伝えられ、平安時代には蒔絵に併用されて独特の効果をあげた。青貝。貝すり。螺鈿押し。

コメント:「らてん」の確例です

編集部:第2版では、「らてん」の確例を添えることができませんでした。

著書・作品名:東遊記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1795年

著者・作者:橘南谿子

掲載ページなど:91ページ後ろから3行目〔有朋堂文庫『東西遊記』、1913〕

発行元:有朋堂