日国友の会

うきあしだつ【浮足立】

読者カード 用例 2022年05月02日 公開

2022年03月21日 ぽんちさん投稿

用例:殊に賊は必死の攻撃味方は不意の事にあれば支へ留(とどむ)べき手段なく思はず浮足(ウキアシ)立たる機会(とたん)に乗者二三累続て賊に抜取(ぬきとら)れたり
『西南戦争記事』 1877年 関徳編
語釈:〔自タ五(四)〕(「うきあしたつ」とも)(2)(不安や不満を感じて)逃げ出しそうになる。逃げ腰になる。また、そわそわして落ち着かなくなる。

コメント:松井栄一著『国語辞典はこうして作る』(港の人、2005)で、明治中期にあるはずだが辞典以外の例がなかなか見つけられないことばとしてあげられていた「浮き足立つ」の用例(p.25-27)を見つけたので投稿します。

編集部:第2版では、落合直文『大増訂ことばの泉』(1908)の例が早いのですが、さらに、31年さかのぼることになります。

著書・作品名:西南戦争記事

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1877年

著者・作者:関徳編

掲載ページなど:72ページ9-10行目

発行元:中川勘助(ほか)