日国友の会

ぜったいれいど【絶対零度】

読者カード 用例 2023年04月17日 公開

2022年03月20日 ubiAさん投稿

用例:今日の學者が考へ得る極限の寒さ所謂絕對零度に及ばざる事僅かに五度位である。
『極度の寒さ』 1908年12月 寺田寅彦
語釈:〔名〕絶対温度目盛りの基点。摂氏マイナス二七三・一五度に相当する。理想気体の体積が理論上零となる点。

コメント:第二版には用例が載っておらず、辞書類からの投稿例(1904)よりも新しいですが、文例の投稿例(1961)よりもさかのぼるので。初出(明治四十一年十二月二十四日、東京朝日新聞)とあります。

編集部:2004年6月11日付けで、古書人さんにご紹介いただいている郁文舎編輯所『理科辞典』(1904)の例が早く、文章例としては2004年5月14日付けで、末広鉄男さんにご紹介いただいている星新一『ようこそ地球さん』(1961)の例よりも53年さかのぼります。

著書・作品名:極度の寒さ

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1908年12月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:644ページ本文3行目〔『寺田寅彦全集第十八巻』、一九五一年一〇月五日第一刷発行、一九八七年一月九日第二刷発行〕

発行元:岩波書店