日国友の会

アンジャベル

読者カード 用例 2025年09月09日 公開

2022年03月14日 古書人さん投稿

用例:問ていはく種藝家(うへきや)にてへんるうだ、まんねんろふ、あんぢやべる、ゑにしだ、なといふは蠻種のよし本名いかなるにや〔上〕
『蘭説弁惑』 1799年 大槻磐水蘭説、有馬元晁筆記
語釈:〔名〕(外来語であるが語源未詳)「カーネーション」の異名。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、松村任三『日本植物名彙』(1884)の例が添えられていますが、さらに、89年さかのぼります。ちなみに、「カーネーション」の語釈は「(英 carnation)ナデシコ科の多年草。南ヨーロッパ、西アジア原産で日本には江戸時代に渡来し、花壇や切り花用に栽培される。茎は直立して高さ三〇~九〇センチメートルになり、上部でよく分枝し、基部は木質化する。葉は対生で線形。夏、芳香のある紅、白などの美しい花を開く。花弁は元来五枚だが八重咲きが多く、先端が歯牙状になっている。「母の日」のシンボルの花として用いられる習慣がある。和名オランダセキチク。アンジャベル。じゃこうなでしこ。学名はDianthus caryophyllus 《季・夏》」となっています。

著書・作品名:蘭説弁惑

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1799年

著者・作者:大槻磐水蘭説、有馬元晁筆記

掲載ページなど:228ページ後ろから2行目(「随筆文學選集」(第十二巻)蘭説弁惑磐水夜話、1927)

発行元:書齋社