日国友の会

ようかぎん【沃化銀】

読者カード 用例 2023年04月13日 公開

2022年03月12日 ubiAさん投稿

用例:ベネヂックスは又沃化銀の變移點が一定範圍内で變る事實から
『分子の會合に就て』 1919年7月 寺田寅彦
語釈:〔名〕黄色の微結晶粉末。化学式AgI 感光性があり、光にあたると徐々に分解して、緑がかった灰黒色に変わる。水に溶けにくい。写真の感光乳剤や人工雨の凝結核などに利用される。

コメント:第二版には用例がなく、辞書類からの投稿例(1904)よりも新しいですが、文例の投稿例(1920)よりもさかのぼるので。初出(大正八年七月、東洋學藝雜誌)とあります。

編集部:2004年7月29日付けで、古書人さんに、郁文舎編輯所『理科辞典』(1904)の例をご紹介いただいていますが、文章例としては、2005年7月18日付けでご紹介いただいている、高桑勝雄『通俗写真薬品解説』(1920)の例よりも1年さかのぼります。

著書・作品名:分子の會合に就て

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1919年7月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:286ページ本文3行目〔『寺田寅彦全集第八巻』、一九五〇年一二月五日 第一刷発行 一九八六年三月五日 第二刷発行〕

発行元:岩波書店