きちがいなすび【気違茄子】
読者カード 用例 2025年09月05日 公開
| 用例: | テウセンアサガホ キチガヒナスビ 曼陀羅花 佛花 |
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| 『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編 | |
| 語釈: | 〔名〕(猛毒で、食べると精神状態が尋常でなくなるところから)植物「ちょうせんあさがお(朝鮮朝顔)」の異名。 |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が添えられていますが、さらに、38年さかのぼります。ちなみに、「朝鮮朝顔」の語釈は「ナス科の一年草。アジア熱帯地方の原産で、日本へは江戸時代に輸入され、薬用として栽培されたが、今日ではあまり見られない。高さ約一メートル。葉は長柄をもち互生するが、しばしば対生状になる。葉身は広卵形で先はとがり縁は波状。夏から秋にかけ、葉腋にアサガオに似た白い漏斗状花をつける。花冠は長さ一〇~一五センチメートル、筒部が長く、先は浅く五裂して裂片の先は尾状にとがる。果実は径約二・五センチメートルの球状の蒴果で短いとげがあり、灰色の種子を多数含む。全株にアルカロイドを含み、葉と種子は薬用。葉は曼陀羅葉と呼び、ぜんそくに用いる。また、華岡青洲が手術に用いた麻酔剤には、この種子が含まれていた。猛毒なので量を誤ると発狂状態となる。漢名、曼陀羅草。きちがいなすび。まんだらげ。学名はDatura alba」となっています。
著書・作品名:物品識名
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1809年
著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編
掲載ページなど:93ページ下段後ろから5行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)
発行元:名古屋市教育委員会
