日国友の会

そうきょくせん【双曲線】

読者カード 用例 2023年04月08日 公開

2022年03月06日 ubiAさん投稿

用例:果して然らばα粒は此の陽荷電體即ち心核の爲に雙曲線の軌道を畫く筈で
『原子核に就て』 1918年3月 寺田寅彦
語釈:〔名〕円錐曲線(二次曲線)の一つ。二定点からの距離の差が一定な点の軌跡を、その二定点を焦点とする双曲線という。二焦点を通る直線をx軸、二焦点を結ぶ線分の垂直二等分線をy軸にとれば、x2a2-y2b2=1という形の方程式で表わされる。

コメント:投稿例(1878、1880)、第二版の用例(1886)はいずれも辞書類のみで、文例の投稿例(1935)よりもさかのぼるので、とりあえず。初出(大正七年三月、東洋學藝雜誌)とあります。

編集部:2021年9月5日付けで、寺田寅彦『雨の上高地』(1935)の例をご紹介いただいていますが、さらに、17年さかのぼることになります。

著書・作品名:原子核に就て

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1918年3月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:256ページ本文2行目〔『寺田寅彦全集第八巻』、一九五〇年一二月五日 第一刷発行 一九八六年三月五日 第二刷発行〕

発行元:岩波書店