日国友の会

きどるいげんそ【希土類元素】

読者カード 用例 2023年04月07日 公開

2022年03月05日 ubiAさん投稿

用例:其の類推によつて從來位置の不明であつた希土類元素をも整頓した。
『原子の構造に關する學說』 1917年4月 寺田寅彦
語釈:〔名〕周期表第3族のスカンジウム、イットリウムおよび原子番号五七から七一までのランタン系列の一五元素、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、プロメチウム、サマリウム、ユーロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウムの総称。一般に灰色ないし銀白色の金属で化学的性質はよく似ている。アルカリ金属、アルカリ土類金属についで陽性が強く、空気中でゆっくり酸化され、加熱すると燃える。酸や熱水に溶けるが、アルカリには溶けない。合金などに用いられる。

コメント:投稿例(1935)よりもさかのぼります。初出(大正六年四月、東洋學藝雜誌)とあります。

編集部:2008年7月10日付けで、末広鉄男さんに、石原純『理化学辞典』(1935)の例をご紹介いただいていますが、さらに、18年さかのぼります。

著書・作品名:原子の構造に關する學說

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1917年4月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:236ページ本文12行目〔『寺田寅彦全集第八巻』、一九五〇年一二月五日 第一刷発行 一九八六年三月五日 第二刷発行〕

発行元:岩波書店