日国友の会

えんこうそう【猿猴草】

読者カード 用例 2025年09月04日 公開

2022年03月05日 古書人さん投稿

用例:エンコウサウ
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕キンポウゲ科の多年草。各地の山中の湿潤地に生え、観賞用に栽培される。長さ約五〇センチメートル。茎は柔らかく、直立せず斜めに伸びて四方に広がり、根生葉は束生し、長い葉柄をもち、腎臓(じんぞう)状円形で縁に鈍い鋸歯(きょし)がある。上部の葉は短柄または無柄で互生する。初夏、茎の先に鮮黄色のがく片を五~七個もつ、直径二~三センチメートルの花を一~二個つける。花後、袋果が頭状に集まる。花柄が長く伸びる様子を手長猿の手に見たててこの名がある。学名はCaltha palustris var. enkoso 《季・夏》

コメント:遡ります

編集部:第2版では、松村任三『日本植物名彙』(1884)の例が添えられていますが、さらに、75年さかのぼります。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:92ページ上段後ろから8行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会